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二分法:貴族主義と民主主義

二分法:貴族主義と民主主義

民主主義=アルファ、ガンマ 貴族主義=ベータ、デルタ

民主主義:LII、ESE、ILE、SEI、ESI、LIE、ILI、SEE


・民主主義は、主に個人的な資質によって自身を認識、区別する。他の人々を認識する場合、彼らの個人的な資質は同様に重要である(どの程度この個人と親しいか、興味深いか、楽しいか、または不愉快であるか。知性、アイデア、外観、趣味など)。このため、個人主義(「私は私」)は民主主義に固有のものである。
・民主主義は、個人の特性(権威、知性、個人の業績など)に基づき、特定の個人に対する態度を形成する。民主主義は、特定の個人が持つ優位性を個人の資質から引き出して認識する。民主主義と他者との関係は、いずれかのグループに属することや、これらのグループにおける代表者との関係を基準としない。
・民主主義のタイプは、交際する人々を特定の「仲間の輪」に属す代表としては、認識しない傾向にある。特定の「仲間の輪」は、この輪のメンバーに固有の特別な特性を有す。
・民主主義は、特定の個人(例えば、「典型的な代表者」)が属す「グループの特徴」を一般化した表現を、使用しない傾向にある。

貴族主義:LSI、EIE、IEI、SLE、EII、LSE、SLI、IEE


・貴族主義は、集団の繋がりを通じて他の人々を認識、定義することが多い(グループへの区分は、ほぼあらゆる基準に基づいて行われる。専門性や理論、年齢や国籍、居住地、または居住している階層など)。例:「私は...の代表です」「この人はかくかくしかじかの者です…」。集団主義は、貴族主義のタイプに固有のものである。
・他の人々に対する彼らの態度は、その人物が属すグループに対する彼らの態度に影響を受ける。貴族主義にとって、2つの対立するグループに同時に所属することは理解に苦しむ。「あなたは私たちに属すか、彼らに属して私たちと対立する」。
・貴族主義はある特性によって「仲間の輪」を区別し、何らかの「特異性」を実現する。
・発話において、貴族主義は「グループ」、「象徴的な代表」、「私たち」、「全員が同じです」などの表現を頻繁に用いる。

注記


1.簡潔に言うと、これらの各属性が有す本質は次のように表現できる。集団である「私たち」(貴族主義)または個人である「私」(民主主義)の優先度と、それに対応する価値観。
2.貴族主義は、かなりの程度で社会的存在であり、民主主義は個人主義的であると言えるだろう。したがって、社会と個人のどちらが重要か、といった類の論争は決着がつかない。
3.社会心理学の観点からは、新参者の認識において、貴族主義は社会認識のメカニズムを強く含む。因果属性(程度は行動の一意性と社会的条件に依存する)と「ハロー/光背」効果(個人が相手についてほとんど情報を持たない場合に発生する)である。どちらもステレオタイプ化のプロセスの一部である(ステレオタイプによる知覚/認識)。

仮説


貴族主義:倫理・直観型は、新たなグループ(「郊外の住民」、「新世代のゴールキーパー代表」)を形成する。これは、多数派に固有の累積的な特徴を合計または総計したものである。論理・感覚型は、倫理・直観型によって形成されたこれらのグループを利用して、強力な論理機能に切り替え、それに基づいて人間関係のシステムを構築する。

民主主義:民主主義の認識では、グループは共通の関心、プロジェクト、アイデア(論理・直観型の場合)または相互の感情と共感(倫理・感覚型の場合)に基づき、親しくなった個人から形成される。さらに、民主主義タイプの認識において、グループは社会階層を形成するための基盤ではない。

タイプの決定に際するこの属性の影響


1.階層とステータスは、構造の論理(Ti)に固有の属性として描写されることが多い。我々の観察によると、これは完全な誤りである。第1クアドラの白い論理(Ti)を持つタイプは形式要件に準拠するが、新たなステータスに従って行動全般を改めようとはしない。このようにして行動するのは、第2クアドラの貴族主義、論理・感覚型に顕著である。これによって、混乱が生じることがある。もし我々が観察を行えば、他の貴族主義のタイプも同様にそのような「ステータス・ゲーム」に傾倒することがわかるだろう。例えば、「私は指導者として扱われることを要求します」(EIE)、「私よりも上位の階層に属す人々と交際することはできません」(IEE)。
2.人々を「身内」と「身内でない者」に区別することは、貴族主義に起因することが多い。実際には、この区分は民主主義のタイプ(SEE、特にESI)を含む、白い倫理(Fi)を重視する全てのタイプに該当する。この概念を拡張すると、「身内」とは密接な関係が築かれている対象のことであり、そこには親密な繋がりや偽りのない愛着がある。IEEやEIIの場合、心からの愛着とグループへの所属は結合される。彼らにとって「身内」と「身内ではない者」は、「自分のグループ」または「外様のグループ」の一員である事と同義である。
3.「君」から「あなた」への切り替え(ロシア語と他のいくつかの言語には、言及する際に公式および私的な形式がある)は、この属性の発現という観点からは、必ずしも重要ではない。エチケットの基準と行動規則に従って、年配者や高位の人物には公式的な形式「あなた」で(敬意をもって)対応することが受け入れられており、規則に関係なく、様々な非公式な状況で私的な「君」に切り替える必要がある。例えば、子供の母親がクラスの教師である場合、子供はクラスで公式な「あなた」を使って母親に言及する。このような例は枚挙に暇がない。重要なのは、それらの扱われ方ではなく、そう扱われる理由である。

民主主義:「私は人の社会的属性や、彼らが属すかもしれない他の社会的『特徴』に興味がありません」「私は誰がどのグループに所属しているか考えることさえありません。人とは個人単位です」「個人が何を表すかが重要です」「誰かと交流する時、相手が男性か女性かは全く気にならない」「グループに属すものを判別することは難しいので、他と異なるものを分離することはできません」「私が代表するのは自分のアイデアくらいです」「グループに配慮しますが、それは只のゲームです(本物ではなく、上辺だけのグループです)」。

貴族主義:「グループの所属に基づいて人を認識し、全員を「分類」します(「良い母親」、「魅力的な人」など)」「人がどのグループに属しているかを判断できる場合、所属しているグループが明らかな人から情報を受け取る方が簡単です」「私は専門知識に基づいて人々を区別します。第一に、その人が属する社会経済の層、第二に、専門家であるか否かを問わず、行動様式、個人の資質です」「私はあなたを翻訳者の典型例と見なします」「最近、職場で新しい秘書を雇いましたが、彼女は仕事が苦手です。一般的にはそのようなタイプの人種ではないのですが。彼女が郊外から来たせいかもしれません...誤解しないでください、私は貴族主義ではありません!絶対に!」「私にとってこの宗教は何の意味もありませんが、普通の人にとっては必要です」「あなたは私の友人ですが、私の友はマクドナルドからトイレットペーパーを盗んだりしません!」

クアドラ属性に関する研究:「クアドラの性質」または「クアドラの価値観」の概念は、3つのクアドラ属性を満たすことで表現される。したがって、1930年の歌 "We shall sing and laugh alike children, in persistent struggle and labor" が第二クアドラに属す人物によって作曲されたと言えるのは、「クアドラの価値観」からではなく、2つの属性-主観性と決定性-が曲の中に根付いているためである。この組み合わせは第2クアドラでのみ成立する。

追記

ソシオニクスの貴族主義/民主主義に割り当てられた特性と、エニアグラムの本能のサブタイプ(およびその組み合わせ)に割り当てられた特性には、かなりの重複が存在し、それらの特性が頻繁に混同されることが指摘されている。特に、ソーシャル型の説明は、レイニン二分法における貴族主義に属する特性と類似した、一連の特性の概要を示している。ソーシャル本能の説明は次のようになる。

ソーシャル:このサブタイプは、他の人々との交流、および集団活動への参加から得られる価値や評価に焦点を当てる。この活動には、仕事、家庭生活、趣味、クラブなど、基本的にソーシャルタイプが交流できるあらゆる分野が含まれる...そのソーシャル本能の範囲内に、他の多くの暗黙的な原則があり、その中で最も重要なのは、階層的な社会構造内における『地位』に対する理解である」

つまり、ソーシャル優位型は、生活の社会的および文化的領域、社会的規範と慣習、社会的地位と階層、および集団活動に参加する傾向に対する、強い認識に関連する。これは全て、ソシオニクスの「貴族主義」の特性と誤認される可能性がある(特に、社会的領域が創造的探求に関する領域であることが多い、ソーシャルがサブになるスタッキングの場合)。逆に、ソーシャルが劣勢のスタッキング(sp/sxとsx/sp)は、社会的および文化的領域への認識や、グループ活動および共同的な話題への関心が低下し、社会的な孤立性が高まり、社会的規範や慣習を無視または拒否することさえある。これは、ソシオニクスの「民主主義」の特徴と混同されやすい。

ソシオニクスの貴族主義/民主主義の特性とエニアグラムのソーシャル本能型の特性の違いを明確に説明することはできないため、タイピングでこの二分法に依存することは推奨できない。

貴族主義と民主主義の理論的特性


貴族主義は、モデルAの同ブロックに論理要素と感覚要素を持つ。
これについて以下のように解釈できる。

有形資産は体系化および自動化される。システムと製品は物質的に表現される。アイデアは人と社会的関係のために存在する。人間関係は、その性格と可能性によって評価される。

民主主義は、モデルAの同ブロックに倫理および感覚の情報要素を持つ。
これについて以下のように解釈できる。

有形資産は人と社会との関係のために存在する。システムと製品は無形であるか、不可視である。アイデアとビジョンは技術とシステムのために存在する。人間関係は、その影響と居心地よさによって評価される。

この二分法をモデルAの観点から分析する際に、オーガスタはこの二分法における全てのブロックを羅列し(したがって、貴族主義の場合は□と●、と△など、民主主義の場合は●と、■と△など)、各ブロックに属する個別の特性を、各二分法全体の特性に拡張した。これらの全てが、この二分法の最も一般的な定義に従って、また以下の「典型的な特性」欄に記載されているように、グループへの重視や個人主義に明確に関連するわけではない。

集団浅慮に関するこの特性について、考えられる説明は以下のようになる。貴族主義の推論は、何人かを対象に彼らが観察した(●)特性を論理的に(□)構造化しているに過ぎないので、人々に適用される論理的な「点のつながり」になる。●の認識と目標に適用された純粋に論理的な□の観点から、既に結論付けた何らかの特性を持つグループに個人が属している事を認識した場合、それがグループの特徴であると仮定することは完全に理にかなっており、前述の個人はそれらの特徴を示す。例えば、これまでの経験(●)において企業の特定部門に所属する全員が役立たずだった場合、それが部門の特徴であると非人間的な論理性(□)から結論づけ、グループから個人を推定することは当然である。原始的な社会、無秩序な戦争や紛争状況の観点からは、このような推論は、外敵に攻撃される前に誰が敵であるかを推定できるので、生存にとって非常に重要な場合がある。

対照的に、民主主義の推論は、ケースバイケースを基本とした観察(●)、つまり、その時に彼らがたまたま交流している個人()に焦点を合わせている。に焦点を当てることは、論理構造の作成に繋がるのではなく、個人対個人を基本として人との安定した繋がりを形成することになる。その場合、人の観察された現実(●)がグループの論理構造(□)に適合するかどうかを考慮しようとはしないし、その意味もない。

この説明は、明らかにベータ・クアドラに関連していると思われる。●+□のブロックが抑制されるため、デルタの場合は遥かに関連性が低い。デルタについてこれを説明する別の方法は、▲+ブロックを用いることである。誰かの潜在能力(▲)の実現は、他者との繋がり()によって現実化される。これはデルタの特徴の1つであり、評価に値する生産的な目標に向かってグループを形成する。

出典:http://www.wikisocion.net/en/index.php?title=Aristocracy_and_democracy

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